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フォレスターの中古車を探し始めたものの、年式もグレードも多すぎて、どれを選べばいいか迷っていませんか。
結論から言うと、スバル フォレスターの中古は「どの世代の、どのパワートレインか」を先に決めると一気に絞れます。そのうえで、年式と走行距離のバランスを見ていくのが近道です。
ここでは、世代ごとの違いと狙い目の年式、走行距離の見方、買う前の確認点を順番に見ていきます。
フォレスターの中古はどの世代から選べばいい?
中古で出回っているフォレスターは、大きく分けて次の世代です。
| 世代 | 型式 | 国内の販売時期 | 中古で見るポイント |
|---|---|---|---|
| 6代目 | SL系(SLG/SL5) | 2025年4月〜現行 | 新しい分、価格は新車に近い |
| 5代目 | SK系(SK9/SKE/SK5) | 2018年7月〜2025年3月受注終了 | 中古の中心。年式で中身が違う |
| 4代目 | SJ系(SJ5/SJG) | 2012年11月〜2018年7月 | ターボやMTを探す人向け |
| 3代目 | SH系 | 2007年12月〜2012年 | 年数が経ち、状態の差が大きい |
年月はスバルの発表と大手自動車メディアの情報によるものです。
『新しいほど安心だけど、予算が…』と悩む方は多いですよね。実は、中古の中心は5代目のSK系なんです。
SK系は約7年販売されたので台数が多く、年式やグレードの選択肢が豊富です。まずSK系を軸に考えて、予算に合わなければSJ系、余裕があれば現行SL系を見る、という順番がおすすめです。
中古の狙い目は5代目SK系。中でも2021年8月の大幅改良より後の後期型は、新世代アイサイトが付いた年式として候補に入れやすい世代です。
歴代の流れはフォレスターの歴代モデル一覧で詳しく見ています。
SK系はいつの年式が狙い目?
同じSK系でも、年式によってパワートレインやグレードの構成が大きく違います。ここが中古選びで一番大事なところです。
| 時期 | 主な変更 | 選べるパワートレイン |
|---|---|---|
| 2018年7月〜 | 発売。2.5L NAで登場 | 2.5L NA(Touring/Premium/X-BREAK) |
| 2018年9月〜 | e-BOXER「Advance」追加 | 2.5L NA+e-BOXER |
| 2020年10月〜 | 2.5L車とPremiumを廃止。1.8Lターボ「SPORT」追加 | e-BOXER+1.8Lターボ |
| 2021年8月〜 | 大幅改良(後期型)。新世代アイサイト・顔つき変更 | e-BOXER+1.8Lターボ |
| 2022年8月〜 | 1.8Lターボ「STI Sport」追加 | e-BOXER+1.8Lターボ |
| 2025年3月 | 新規受注終了 |
年月はスバルの発表と大手自動車メディアの情報によるものです。
2021年8月の大幅改良では、広角のステレオカメラを使う新世代アイサイトになりました。安全装備を重視するなら、この後期型が分かりやすい目安です。
予算を抑えたいなら、2020年10月から2021年7月の前期型も候補になります。パワートレインの構成は後期型と同じなので、価格との釣り合いで考えてみてください。
SK系の「e-BOXER」は、2.0Lエンジンに小型モーターを組み合わせたマイルドハイブリッドです。現行SL系のストロングハイブリッド(2.5L+2モーター)とは別物なので、燃費の期待値を分けて考えましょう。また、アイサイトXはSL系からの装備でSK系にはありません。
SK系のグレードごとの違いは旧型フォレスター(SK型)を中古で買うならで詳しく見ています。
SK系のパワートレインはどれを選ぶ?
SK系には、時期によって3種類のパワートレインがあります。
| 型式 | パワートレイン | 出力 | 主なグレード |
|---|---|---|---|
| 5BA-SK9 | 2.5L NA(FB25) | 184PS・239N・m | Touring/Premium/X-BREAK |
| 5AA-SKE | e-BOXER(2.0L FB20+モーター) | 145PS・188N・m+モーター13.6PS・65N・m | Advance/Touring/X-BREAK |
| 4BA-SK5 | 1.8Lターボ(CB18) | 177PS・300N・m | SPORT/STI Sport |
数値はスバル公式の諸元をもとにした情報です。
型式は車検証の「型式」欄に書かれているので、パワートレインを見分けるのに役立ちます。『グレード名だけでは分からない』という時は、型式を見てみてください。
例えばこんな場面です。
「このTouring、e-BOXERだと思ってたけど、型式がSK9だった」
「2020年10月より前の年式なら、2.5LのTouringもあるからね」
加速と高速の余裕を求めるなら1.8Lターボ、街乗りの静かさならe-BOXER、価格を抑えるなら2.5L NA、と考えると選びやすくなります。
走行距離はどこまでなら大丈夫?寿命の考え方
走行距離の見方も気になるところですよね。よく使われる目安は、1年で約1万kmです。
| 見方 | 目安 | ポイント |
|---|---|---|
| 年式に対して少ない | 年1万kmを大きく下回る | 状態は良いことが多いが、価格は高め |
| 年式なり | 年1万km前後 | 価格と状態のバランスが取りやすい |
| 年式に対して多い | 年1万kmを大きく上回る | 価格は下がるが、整備記録の確認が大事 |
走行距離が多くても、高速道路の移動が中心だった車は、エンジンや足回りへの負担が少ないこともあります。逆に、距離が少なくても短距離の繰り返しや長期の放置は、状態に影響することがあります。
『10万kmを超えたらもう寿命?』という心配もよく聞きます。
実は、走行距離だけで寿命は決まりません。
オイル交換などの整備が記録どおりに行われているかのほうが、長く乗れるかどうかに関わります。距離と記録をセットで見るのが大事なんです。
- 整備記録簿が残っているか確かめる
- オイル交換の間隔を記録で確かめる
- 消耗品(タイヤ・ブレーキ・バッテリー)の交換履歴を見る
- 年式に対して距離が極端でないか見る
CVT(リニアトロニック)の状態は、距離が伸びた車ほど気にしておきたいところです。症状の見方はフォレスターのCVTの故障と寿命で取り上げています。
買う前に車のどこを確かめればいい?
年式と距離が決まったら、次は車そのものの状態です。フォレスターは四駆で雪道やアウトドアに使われることが多い車なので、見ておきたい場所があります。
- 車検証で年式と型式を確かめ、狙ったパワートレインか見る
- 整備記録簿で点検とオイル交換の履歴を見る
- 下回りのサビを見る(雪国や海沿いで使われた車は特に)
- 試乗でハンドルを切ったときの異音や足回りのガタを確かめる
- リコールの対策が済んでいるか販売店に確認する
雪の多い地域では道路に融雪剤がまかれるので、下回りにサビが出やすくなります。
関東や神奈川で探す場合は、近くで使われていた車を中心に見ると、下回りの状態は比較的読みやすいことが多いです。ただ、遠方から運ばれてきた車もあるので、前の使用地域は販売店に聞いてみましょう。
走り始めや段差での異音を「年式なりの音」と見過ごすことです。足回りの部品が原因の場合もあるので、気になる音は購入前に確認しておきましょう。
足回りの部品やリコールについては、フォレスターのロアアーム・ブッシュ交換とリコールとフォレスターのリコール一覧で詳しく見ています。故障しやすい箇所はフォレスターの故障しやすい箇所と修理費の目安にまとめました。
認定中古車と一般の中古車はどちらがいい?
スバルのディーラー系の認定中古車と、一般の中古車販売店の車では、選び方が少し変わります。
- メーカー系の点検を受けた車が中心
- 保証が付くことが多い
- スバル車に詳しい整備に任せやすい
- 価格の選択肢が広い
- 台数が多く、条件で探しやすい
- 保証の内容は販売店ごとに違う
『どちらが安心か』と聞かれたら、保証と点検の中身で比べるのが分かりやすいです。保証の期間や範囲は販売店ごとに違うので、見積もりの段階で確かめておきましょう。
一般の中古車でも、整備記録がしっかり残っていて、保証が付けられる車なら十分候補になります。価格の差と保証の差を並べて、どちらが自分に合うか考えてみてください。
中古と新車、どちらを選ぶ?
最後に、新車との比べ方です。現行SL系の新車は、2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込)で385万〜464万2,000円です。
| 項目 | 中古(SK系中心) | 新車(現行SL系) |
|---|---|---|
| 価格 | 年式と距離で幅が大きい | 3,850,000〜4,642,000円 |
| ハイブリッド | e-BOXER(マイルドハイブリッド) | ストロングハイブリッド |
| アイサイトX | なし | EXグレードに標準 |
| 納期 | 在庫があればすぐ | 時期によって変わる |
| 自動車税(年額) | 排気量と登録時期で変わる | ハイブリッド43,500円/ターボ36,000円 |
新車の価格・税額はスバル公式と、2019年10月以降登録の自家用乗用車の税額によるものです。
アイサイトXやストロングハイブリッドが欲しいなら、新車か現行SL系の中古が候補になります。そこまで求めず、四駆の安心感を手ごろに手に入れたいなら、SK系の中古が向いています。
条件を決めたら、在庫を年式・走行距離・地域で絞って見てみるのがおすすめです。認定中古車があるかも、あわせて確かめてみてください。
フォレスター買いたいドットコム
フォレスターの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、フォレスターの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
新車の値引きの目安はフォレスターの値引き相場と限界額で、現行型の特徴は現行フォレスター(SL型)の特徴と評価で見ています。ターボやMTを探している方はSJ・SH型フォレスターのターボとMTもどうぞ。



よくある質問
フォレスターの中古で狙い目の年式はいつですか?
台数が多いのは5代目SK系です。安全装備を重視するなら、新世代アイサイトになった2021年8月以降の後期型が目安になります。
フォレスターは走行距離何kmまでなら買っても大丈夫ですか?
距離だけで決まるものではありません。年1万km前後を目安にしつつ、整備記録簿でオイル交換や点検の履歴が残っているかをあわせて見てください。
SK系のe-BOXERと現行型のハイブリッドは同じですか?
違います。SK系のe-BOXERは2.0Lのマイルドハイブリッド、現行SL系は2.5Lエンジンと2モーターのストロングハイブリッドです。
中古のフォレスターにアイサイトXは付いていますか?
アイサイトXは現行SL系からの装備なので、SK系以前には付いていません。現行SL系でもEXグレードのみの装備です。
関東で中古を探すときに気をつけることはありますか?
遠方から運ばれた車もあるので、前の使用地域を販売店に確かめてみてください。雪の多い地域で使われた車は、下回りのサビを確認しておくと安心です。
まとめ
- フォレスターの中古の中心は5代目SK系
- SK系は年式でパワートレインが違い、2021年8月以降は新世代アイサイトの後期型
- e-BOXERはマイルドハイブリッドで、現行のストロングハイブリッドとは別物
- 走行距離は年1万kmを目安に、整備記録とセットで見る
- 下回りのサビ・足回りの異音・リコール対策を買う前に確かめる





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