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スバル フォレスターでキャンプや釣りに行くつもりで、『道具は全部載る?』『竿や自転車はどう積むの?』と考えている方も多いはずです。
結論から言うと、フォレスターは全車4WDで最低地上高220mmあり、未舗装のキャンプ場や河原へ向かう道にも強い車です。ストロングハイブリッド車ならAC100V/1500Wのコンセントも標準で、電源のないサイトでも頼りになります。
ここでは、積み方のコツと、キャンプ・釣り仕様に近づける時の考え方を順に見ていきます。
フォレスターがキャンプや釣りに向いている理由
まず、アウトドアで効いてくる数字を並べてみます。どれもスバル公式の主要諸元(2026年5月版)の値で、全グレード共通です。
- 全車AWD(4WD)、最低地上高220mm
- 燃料タンク63L、全車レギュラーガソリン
- 全長4,655mm・最小回転半径5.4mで、林道の切り返しもしやすい
- ストロングハイブリッド全車にAC100V/1500Wのコンセント(2026年5月〜)
| 項目 | 数値 | アウトドアで効く場面 |
|---|---|---|
| 駆動方式 | 全車AWD(4WD) | 砂利道、ぬかるんだ駐車場 |
| 最低地上高 | 220mm | 轍のある林道、河原への下り道 |
| 燃料タンク | 63L | ガソリンスタンドの少ない山あい |
| 最小回転半径 | 5.4m | 狭いキャンプ場内の切り返し |
| 室内長×幅×高 | 1,950×1,540×1,270mm | 長い道具の車内積み |
車体の大きさをほかの車と比べたい方は、フォレスターのサイズ一覧で全長・全幅・全高を並べています。
『SUVならどれでも同じでは?』と思うかもしれません。ただ、全車が4WDで、悪路向けのX-MODEも付いているのは、選ぶ時の安心材料になります。雪道や悪路での働きはフォレスターの4WDとX-MODEで詳しく書いています。

1回の給油でどこまで走れる?
山奥のキャンプ場では、帰り道のガソリンが気になりますよね。タンク容量とWLTC燃費から、満タンで走れる距離をカタログ値で単純に計算してみました。
| パワートレイン | WLTC燃費 | 63L×燃費(カタログ値の単純計算) |
|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV系(ストロングハイブリッド) | 19.1km/L | 約1,203km |
| Premium S:HEV EX(ストロングハイブリッド) | 18.5km/L | 約1,165km |
| 1.8Lターボ(Touring/SPORT EXほか) | 13.6km/L | 約857km |
燃費は国土交通省審査値(2026年5月版)です。
ただ、実際は荷物を満載にして山道を登るので、この数字どおりには走れません。キャンプでは、目安の半分くらいで給油しておくと安心です。
山の中のスタンドは、夜や週末に閉まっていることがあります。キャンプ場に入る前の最後の町で、一度満タンにしておきましょう。
冬のキャンプ場へ行く時は
標準のタイヤは、全グレードともオールシーズンタイヤです。サイズはPremium S:HEV EXが235/50R19、それ以外が225/55R18になります。
『オールシーズンなら雪のキャンプ場も平気?』と思うかもしれません。ただ、凍った道や深い雪では、スタッドレスタイヤのほうが安心です。冬に山へ通うなら、スタッドレスへの履き替えも予算に入れておきましょう。履き替えの費用の目安はフォレスターのタイヤサイズと交換費用で見ています。
実燃費とカタログ値の差はフォレスターの実燃費でまとめています。
キャンプ道具を積むコツ
荷室の容量(L)は、国内の公式値を確かめられていません。なので、リットルで考えるより「何をどの順番で積むか」で考えるほうが失敗しにくいです。
- テントやタープなど、現地で最後に使う物を一番奥へ
- クーラーボックスのように重い物は、床に近い位置に置く
- 着いてすぐ使う椅子やテーブルは、手前に
- 濡れた物用のコンテナを、1つ空けて持っていく
- 後席の背もたれの高さを超えて積まない
ここが大事なところです。重い物を高く積むと、カーブで車が揺れやすくなり、急ブレーキの時に前へ飛んでくるおそれもあります。
荷物が多い時は、後席の片側を倒して荷室を広げましょう。倒し方はフォレスターのシートアレンジで書いています。
例えば、こんな場面です。
「4人家族だと、どうしても荷物があふれるね」
「寝袋とマットは屋根の上のボックスに回そうか」
屋根の上を使うなら、ルーフキャリアやルーフボックスを選ぶことになります。選び方はフォレスターのルーフレールとルーフキャリアが参考になります。
釣り仕様に近づけるなら:ロッドホルダーと汚れ対策
釣りに行く方の悩みといえば、長い竿の置き場所ですよね。竿を車内で天井に沿わせて置ける「ロッドホルダー」が定番です。

ロッドホルダーは、天井のアシストグリップなどを使って取り付ける社外品が多く見られます。
- 竿の長さが、室内長1,950mmに荷室の奥行きを足した範囲に収まるか
- 取り付けに使う天井のグリップやフックの位置
- 大型サンルーフ車だと、天井の取り付けに制約がないか
- 運転席からの後方の視界をふさがないか
大型サンルーフ車は、室内高が1,255mmと標準より15mm低くなります。天井まわりに物を付けるつもりなら、サンルーフを付けるかどうかも一緒に考えておきましょう。
もう1つ、釣りで気になるのが汚れと匂いです。濡れた長靴やクーラーボックスの水が、荷室に染みると落ちにくいんですよね。
| グレード | シート表皮 | 汚れへの強さ |
|---|---|---|
| X-BREAK S:HEV系 | 撥水性ポリウレタン/合成皮革 | 水や泥をはじきやすい |
| Premium S:HEV EX | 撥水ファブリック/撥水トリコット | 水をはじきやすい |
| SPORT EX系 | ウルトラスエード/合成皮革 | こまめな手入れが必要 |
| Touring系 | ファブリック/トリコット | 防水カバーがあると安心 |
荷室には防水のラゲッジトレーを敷いておくと、海水や泥が付いても丸洗いできて便利です。
ロードバイクやロングボードを車内に積むには
『ロードバイクを車内に積めると、盗難の心配が減っていいのに』という方も多いですよね。フォレスターなら、後席を倒せば車内に積むことができます。
- 後席の背もたれを倒す(1台なら片側だけでもよい)
- 前輪を外して、フォーク部分を固定する車載用のホルダーを床に置く
- 自転車を後ろ向きに入れ、ホルダーに前フォークを固定する
- 外した前輪は、フレームに当たらないよう布で包んで横に置く
- 車体が倒れないよう、ベルトで荷室のフックに留める
前輪を外すと、車の高さに対して余裕が出ます。室内高1,270mmに荷室の開口部の高さが関わるので、ハンドルの高いバイクは実車で試しておくと確実です。
ロングボード(サーフボード)を中に積む場合は、後席の片側を倒し、助手席側から斜めに通す形がよく使われます。長さによっては助手席を前に出す必要があります。
車内に入らない長さのボードや、2台以上の自転車は、ルーフキャリアの専用アタッチメントを使うのが一般的です。屋根の荷物は、高さ制限のある駐車場で当たらないよう気をつけましょう。全高1,730mmに屋根の荷物の高さが足されます。
自転車が何台載るか、ゴルフバッグやベビーカーとの組み合わせはフォレスターの荷室の広さでも見ています。
テント・虫よけ・電源:キャンプ仕様で足したい物
ここからは、キャンプで快適さが変わる装備の話です。
車につなげるテント
リヤゲートを開けて、そのままテントとつなげる「カーサイドタープ」や「リヤゲート用テント」があります。雨の日でも荷物の出し入れがしやすいのが利点です。
キックセンサー式ハンズフリーパワーリヤゲートは、Touring/Touring EX以外のグレードに標準です。荷物を抱えたまま足でゲートを開けられるので、キャンプでは便利ですよ。
虫よけ
夏のキャンプで窓を開けて寝たい時は、窓にかぶせる網戸タイプの虫よけネットが役立ちます。ドアの窓枠にかぶせる社外品が多く、車種専用か汎用かを確かめて選んでみてください。
電源
ストロングハイブリッド車には、AC100V/1500Wのアクセサリーコンセントが2026年5月から全車標準です。1.8Lターボ車には付かないので、電源が欲しいならハイブリッドを選ぶ理由になります。
- AC100V/1500Wのコンセントが標準
- WLTC燃費18.5〜19.1km/Lで遠出しやすい
- X-BREAK S:HEV系は撥水シート
- AC100Vコンセントは付かない
- WLTC燃費13.6km/L
- そのかわり価格は385万円から
使える家電の目安や、車中泊をする時の注意はフォレスターで車中泊にまとめています。
キャンプ仕様のグレード選びで迷ったら、まずは価格との兼ね合いを見ておきましょう。
| グレード | パワートレイン | AC100Vコンセント | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Touring | 1.8Lターボ | なし | 3,850,000円 |
| X-BREAK S:HEV | ストロングハイブリッド | 標準 | 4,378,000円 |
| X-BREAK S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 標準 | 4,521,000円 |
| Premium S:HEV EX | ストロングハイブリッド | 標準 | 4,642,000円 |
価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込)です。
トレーラーやキャンピングトレーラーを引いてキャンプに行きたい方は、フォレスターの牽引とヒッチメンバーで条件を確かめてください。見積もりの前に値引きの目安を知りたい方はフォレスターの値引き相場もどうぞ。
よくある質問
フォレスターはキャンプに向いていますか?
向いています。全車4WDで最低地上高220mm、燃料タンク63Lと、未舗装路や遠出に強い数字がそろっています。ストロングハイブリッド車ならAC100V/1500Wのコンセントも標準です。
ロードバイクは車内に積めますか?
後席の背もたれを倒し、前輪を外せば車内に積めます。ハンドルの高さや車体のサイズで変わるので、実車で試しておくと確実です。
釣り竿はどこに置くのがいいですか?
天井に沿わせて置くロッドホルダーが定番です。大型サンルーフ車は天井まわりの取り付けに制約が出ることがあるので、取り付け前に確かめてください。
キャンプで電気を使いたいならどのグレードですか?
ストロングハイブリッドのX-BREAK S:HEV系かPremium S:HEV EXです。2026年5月の改良からAC100V/1500Wのコンセントが標準になりました。
キャンプ向けの特別なグレードはありますか?
「キャンプ仕様」という名前のグレードはありません。撥水シートを使うX-BREAK S:HEV系が、アウトドア向けの性格が一番強いグレードです。
まとめ
- 全車4WD、最低地上高220mm、燃料タンク63Lでアウトドアに強い
- 満タンで走れる距離はカタログ値の単純計算でハイブリッド約1,165〜1,203km、ターボ約857km
- 釣り竿は天井のロッドホルダー、ロードバイクは前輪を外して車内へ
- AC100V/1500Wコンセントはストロングハイブリッド全車に標準
- 汚れに強いのはX-BREAK S:HEV系の撥水シート





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