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雪の多い地域に住んでいたり、キャンプで山道を走ったりすると「フォレスターの四駆って実際どうなの?」と気になりますよね。
結論から言うと、スバル フォレスターの現行型は全車AWD(四駆)で、FF(2WD)の設定はありません。そのうえで、ハイブリッドとターボでは四駆の仕組みが少し違います。
この記事を読むと、駆動方式の違いとX-MODE、雪道や山道での実力の目安が分かります。
フォレスターの駆動方式は?FFはある?
まず駆動方式です。6代目SL系の日本仕様は、全7グレードがAWDです。
| グレード | パワートレイン | 駆動方式 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| Touring/Touring EX | 1.8Lターボ | AWD(常時全輪駆動) | 3,850,000〜3,993,000円 |
| SPORT EX/Black Selection | 1.8Lターボ | AWD(常時全輪駆動) | 4,191,000〜4,301,000円 |
| X-BREAK S:HEV/S:HEV EX | ストロングハイブリッド | AWD(クラッチ開放制御あり) | 4,378,000〜4,521,000円 |
| Premium S:HEV EX | ストロングハイブリッド | AWD(クラッチ開放制御あり) | 4,642,000円 |
価格は2026年5月改良後のメーカー希望小売価格(消費税10%込・スバル公式)です。
『安いFFモデルがあれば買いやすいのに』と思った方もいるかもしれません。実は、どのグレードを選んでも四駆になるのがフォレスターの特徴なんです。
裏を返すと、グレード選びで「四駆にするかどうか」を悩まなくていい、ということでもあります。
競合のSUVには、FFと四駆を選べる車種も多いですよね。そうした車で四駆を選ぶと価格が上がるのに対して、フォレスターは最初から四駆の価格になっている、と考えると比べやすくなります。
雪道の比べ方はフォレスターとエクストレイルの違いやフォレスターとRAV4の違いでも取り上げています。
フォレスターは全車AWD。FFの設定はなく、どのグレードでも四駆です。違いは、ハイブリッドとターボでAWDの制御が違う点です。
グレードの全体像はフォレスターのグレードの違いを一覧で比較で確認できます。
シンメトリカルAWDとは?ハイブリッドとターボの違い
スバルの四駆は「シンメトリカルAWD」と呼ばれます。水平対向エンジンを中心に、駆動の部品を左右対称に近い形で並べる考え方です。
重いものが車の中心近くに低く集まるので、カーブや滑りやすい路面でも姿勢が安定しやすいとされています。
そのうえで、フォレスターはパワートレインによってAWDの制御が分かれます。
| 項目 | 1.8Lターボ | ストロングハイブリッド |
|---|---|---|
| AWDの方式 | アクティブトルクスプリットAWD | クラッチ開放制御付きAWD |
| 普段の走り | 常時全輪駆動 | 状況により一時的に前輪駆動 |
| エンジン | CB18 177PS・300N・m | FB25 160PS・209N・m |
| モーター | なし | 88kW・270N・m |
| WLTC燃費 | 13.6km/L | 18.5〜19.1km/L |
ハイブリッドのクラッチ開放制御は、後輪への駆動を状況に応じて切り離す仕組みです。まっすぐ平らな道を走るときなどに前輪駆動に近い状態になり、燃費を稼ぎます。
『それって四駆じゃなくなるの?』と心配になりますよね。後輪の力が要る場面ではつなぎ直す考え方の制御なので、四駆の役目を手放すわけではありません。
ターボ車は常に4輪に力を配る方式なので、四駆らしい安定感を常に感じたい方には分かりやすい仕組みです。
どちらが雪道に向いているかは、一概には言えません。モーターは発進の瞬間から力が出るので、じわっと動き出したい場面ではハイブリッドの扱いやすさを感じる方もいます。試乗できるなら、両方を乗り比べてみるのがいちばんです。

2つのパワートレインの比べ方はストロングハイブリッドと1.8Lターボの比較で詳しく書いています。
X-MODEとは?雪道・悪路で効く機能
フォレスターには、全車にX-MODEが付いています。路面に合わせて選べる2モードで、ヒルディセントコントロール付きです。
- 滑りやすい路面に合わせて、エンジンや変速の制御を切り替える
- タイヤの空転を抑えるように4輪の力を配る
- 急な下り坂では、ヒルディセントコントロールが一定の低い速度を保つ
例えば、雪の積もった駐車場から坂道へ出るとき。普通のモードだとタイヤが空転しやすい場面でも、X-MODEに入れると、じわっと進みやすくなります。これは心強いですよね!
ヒルディセントコントロールは、山道のキャンプ場から下りるときに頼りになります。ブレーキを何度も踏まなくても、速度を抑えてくれるんです。
砂利の急な下り坂では、ブレーキを強く踏むとタイヤがロックしそうで怖いですよね。そんな場面でハンドル操作に集中できるのは、慣れていない方ほど助かるはずです!
X-MODEは「滑りにくくする」機能で、タイヤの限界を超えて走れるようにするものではありません。凍結路ではタイヤ選びと速度の出し方がいちばん大事です。
雪道でフォレスターは強い?最低地上高220mmの意味
「フォレスター 雪道最強」と調べる方もいますよね。最強かどうかは比べ方次第ですが、雪道に強い条件がそろっているのは確かです。
| 項目 | 数字(全グレード共通) | 雪道・山道での意味 |
|---|---|---|
| 最低地上高 | 220mm | 轍や段差でお腹を擦りにくい |
| 駆動方式 | 全車AWD | 発進や坂道で空転しにくい |
| 最小回転半径 | 5.4m | 狭い山道での切り返しの目安 |
| 全幅 | 1,830mm | すれ違いの狭い道では余裕は大きくない |
| タイヤ | 全車オールシーズン | 急な雪に対応しやすい |
数字はスバル公式の主要諸元(2026年5月版)です。

最低地上高220mmは、SUVの中でも高めの数字です。新雪が少し積もった道や、除雪後の轍が残る道で差が出やすいところです。
ただ、全幅は1,830mmあるので、すれ違いの狭い林道ではそれなりに気をつかいます。
フォレスターは全車オールシーズンタイヤが標準です。雪が時々降る地域なら助かりますが、凍結路が当たり前の地域ではスタッドレスタイヤを考えておくと安心です。
四駆でも気をつけたい雪道の走り方
『四駆なら雪道は安心でしょ?』と思いがちですよね。実は、四駆が強いのは「進む」場面で、「止まる」「曲がる」はタイヤ次第なんです。
- 発進とブレーキはいつもよりゆっくり行う
- 車間距離を晴れの日の倍くらいとる
- 下り坂の手前で速度を落としておく
- 橋の上やトンネルの出口の凍結に気をつける
フォレスターは車両重量が約1.6〜1.8tあります。重さがあるぶん、止まるまでの距離は軽い車より伸びやすいと考えておきましょう。
ハイブリッドのコンセントは雪国でも役立つ
ストロングハイブリッド全車には、AC100V/1500Wのアクセサリーコンセントが標準です(2026年5月〜)。
大雪で停電したときや、出先で電気毛布を使いたいときに頼りになります。ただし車内で使うときは、マフラーまわりの雪を取り除き、換気に気をつけてください。
タイヤサイズや交換費用はフォレスターのタイヤサイズと交換費用・スタッドレスで詳しく見ています。
山道・クロカン・渡河はどこまで走れる?
「フォレスター クロカン」「渡河性能」「水深」と調べる方もいます。ここは少し慎重にお話ししますね。
フォレスターは、モノコックボディの乗用車ベースのSUVです。岩場を越えるような本格的なクロカン(クロスカントリー)車とは、作りが違います。
キャンプ場までの砂利道や、雪の残る山道、轍の深い林道くらいまでが得意な範囲だと考えておくと安心です。
『川を渡れるの?』という疑問には、公式の渡河性能(走れる水深)の数字が日本の資料に見当たらないので、数字ではお答えできません。
水深の公式値が分からない以上、冠水した道路や川へ入るのは避けるのが安全です。特にハイブリッドは駆動用バッテリーを積んでいるので、水が深い場所には近づかないでおきましょう。
空力についても、スバルの公式諸元に空気抵抗の数字は出ていません。高速での安定感は、試乗で確かめるのがいちばん確実です。
会話にするとこんなイメージです。
「林道のキャンプ場に行くんですけど、フォレスターで大丈夫ですか」
「砂利道くらいなら問題になりにくいですよ。大きな岩や深い水たまりは避けてくださいね」
アウトドアでの使い方はフォレスターでキャンプ・釣りでも紹介しています。
四駆の実力で選ぶならどのグレード?
四駆の性能だけで見ると、全グレードでAWDとX-MODE、最低地上高220mmは共通です。差が出るのは、パワートレインとタイヤ・装備です。
- 燃費を重視したい(WLTC 18.5〜19.1km/L)
- 発進でモーターのトルクを使いたい
- キャンプや停電時にAC100V/1500Wを使いたい
- 常に4輪に力を配る安定感が欲しい
- 車両価格を抑えたい(3,850,000円から)
- 自動車税を抑えたい(年36,000円)
例えば、雪国で毎日の通勤に使うなら燃費の差が効いてきます。週末に山へ出かけるくらいなら、ターボの価格の低さも魅力です。
アウトドア寄りの装備で選ぶなら、撥水シートのX-BREAKが候補になります。詳しくはフォレスター X-BREAKとはで解説しています。
- ハイブリッドとターボで1グレードずつ候補を決める
- スタッドレスタイヤとホイールの費用を見積もりに入れる
- 2店舗以上で同じ条件の見積もりを取る
- 値引きと下取りを分けて比べる
値引きの目安はフォレスターの値引き相場と限界額を見てみてください。
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よくある質問
フォレスターにFF(2WD)はありますか?
ありません。現行の6代目SL系は日本仕様の全グレードがAWD(四駆)です。
ハイブリッドとターボで四駆の仕組みは違いますか?
違います。ターボは常時全輪駆動、ハイブリッドはクラッチ開放制御付きで、状況により一時的に前輪駆動で走ります。
フォレスターの最低地上高は何mmですか?
全グレード共通で220mmです(スバル公式・2026年5月版)。
フォレスターで川を渡れますか?
日本の公式資料に渡河性能(走れる水深)の数字がないため、冠水路や川へ入るのは避けるのが安全です。
四駆の仕組みはグレードで選べますか?
選べません。1.8Lターボのグレードは常時全輪駆動、ストロングハイブリッドのグレードはクラッチ開放制御付きAWDと、パワートレインで決まります。
雪道ではスタッドレスタイヤが必要ですか?
標準はオールシーズンタイヤです。凍結路を日常的に走る地域では、スタッドレスタイヤを考えておくと安心です。
まとめ
- フォレスターは全車AWDで、FF(2WD)の設定はない
- ターボは常時全輪駆動、ハイブリッドはクラッチ開放制御付きAWD
- 全車にX-MODE(2モード・ヒルディセントコントロール付)が付く
- 最低地上高220mmは全グレード共通で、雪道や轍に強い
- 渡河性能や空力の公式値は日本の資料にないため、冠水路は避ける





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